e-Bizスキルでは、現在2つの財務分析講座をご利用いただけます。
初級:基本的な財務分析をしっかり学習中級:実務では困らないレベルを学習上級:手に取って見るような把握感(経営診断)まで学習
知らない会社を買収するM&Aで必要な、手に取ってみるような把握感(経営診断)を獲得するのは勿論、M&Aで必要な会計・他社のM&Aの巧拙事例をふんだんに学べます。
株式会社SPLENDID21 代表取締役 会計士補 【経歴】 ・公認会計士2次試験合格後、大手監査法人(現あずさ監査法人)勤務 ・2004年7月より現職 ・2015年~現在 関西学院大学 大学院 経営戦略研究科 非常勤講師「財務諸表分析講座」 ・英国勅許公共財務会計協会名誉会員 CIPFA Honorary Member ・地方監査会計技術者(CIPFA Japan) ・著書「トップコンサルタントの計数力」(同友館刊) ㈱船井総合研究所、創始者 船井幸雄先生共著
私は会社を経営する傍ら、2015年から大学院 で財務諸表分析論を教えています。MBA取得を目的としたビジネスマンが学生です。
それまでは会計士・税理士など会計の専門職研修をしていましたから、簿記・会計を業務としない方が殆どの学生にどうすれば財務諸表分析を教えたらいいか、かなり悩みました。財務諸表分析の前提となる知識である簿記・会計は特殊な世界で、とっつき難く、難解・膨大です。
しかしこの山を越えなければ、財務諸表分析には辿りつきません。だからと言って、簿記会計の理解に簿記3級から教えていたのでは、経理部配属になった方以外は何の為の勉強かわからなくなってしまいます。この問題を解決するために、私の授業では7つの会計リテラシーを使います。
「会計リテラシー③利益は純資産に加算される」を知っていれば、財務体質をよくする方法は①資本金を入れること②業績をよくすること、と理解できます。過度な節税で利益を減らすことが財務体質を悪化させるとわかりますし、貸借対照表の時系列での考察を加えると、ターゲットを定める重要性を感じます。会計リテラシーを使いこなせるようになることで、正解を見つけられるようになります。
財務分析は人間で言えば内観です。自社を見つめ直し、成長・発展する為に何が必要か、考えるツール・財務諸表分析をわが物として頂ければ幸いです。